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国際協力プロジェクト

国際協力プロジェクトは主に「先進国」側から「途上国」側へヒト・モノ・カネの経営資源を投入し、

一定期間内に成果を出しやがて「先進国」側が撤退するものです。

国際協力に従事するほとんどの人に共通する悩みとは

「途上国」側の「先進国」側への依存をいかに最小限に抑え

自立発展性(サステナビリティ)をいかに築いていけるかにあります。

当研究所では、プロジェクトのニーズ調査、計画立案、中間・終了時の評価を支援致します。

 

 国際協力において到達目標は援助機関が撤退する条件でもある「自立発展性」(Sustainability)にありますが、これは途上国側実施機関、受益者コミュニティの双方で、あるいはこの両者が一体になって作り上げられるものといえます。

そして、プロジェクトの最終成果は途上国実施機関が撤退し、受益者コミュニティが自立するところにあります。

 

 当研究所では、案件形成の段階から終了時評価に至るまで「最終成果」を見据えたうえで次のような課題に向けての取り組みを支援します。

 

  • 【ビジョン・戦略の策定と共有】現地マネジメント・チーム/プロジェクト/本邦組織 それぞれにおけるビジョン(一定の未来における到達点)と戦略の策定。

  • 【ステークホルダー分析】ステークホルダー・マッピングを行い、それぞれが持つキャパシティを見極める。

  • 【実施体制の構築】援助機関、途上国実施機関(本部・地域支部)、現地NGO、住民組織から最適な人材を特定し、マネジメント・チームを形成する。またチームビルディングを進める。

  • 【協力スキームの特定】例:異なる住宅建設の方式、異なるマイクロファイナンスの方式からどれが最適かを特定する。

  • 【広報・ドナーへの対応】現地・本邦ともに定期報告、情報共有・開示のフォーマット、コンテンツなどを特定する。

  • 【「自立発展」理論の共有】日本が発祥の「内発的発展論」を軸足とする「自立発展」理論にかかる学習。

 

 

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